お知らせ

コロナ禍で考えさせられたこと

お店のお話

神戸は少し曇り空ですが、残暑厳しい感じです。全国的に緊急事態宣言中で皆様色々と自粛されていることと思います。くれぐれも感染には気を付けてください。という私が感染してしまいただいま自宅療養中なのですが・・・

8月16日に一人、17日の朝に一人とスタッフが感染してしまいました。もちろんお店ではしっかりと対策はしているつもりでしたが、今を思えばスタッフには申し訳ないことをしたなと思っています。一人目の時はついに来たかと、どこかで貰ってしまったのだと思いましたが、、、次の日の朝にもう一人が発症したところでこれは完全に店でだと思いました。。その日は通常営業予定でしたが、急遽9時で閉店してそこから対応に追われました。。動いているものを止めるのはなかなか大変で各所に連絡取り気が付けばお昼でした。

そのあとはお店の消毒や接触のあったスタッフの検査をどうするかです。幸いにもお店の消毒はビルの紹介で当日にしてもらうことが出来まして、とても助かりました。そうなると自分を含めてスタッフの検査をいかにして早くしてお店を再開するかばかりを考えていました。感染したスタッフに保健所に問い合わせて貰い、連絡を頂き話をさせていただきましたが、たとえ濃厚接触者だとしてもお酒の扱わないお店は症状が出るまで検査はできませんが答えでした。まあそれだけ保健所の方も限界なんだなとも思いました。

次は街中の検査をしているところに電話をしてみると、、、疑いのある方はできませんでした・・・完全にビジネスなどの証明書取得のためのものだと言われました。どうしようと悩みながらも色々と探していました。店の近くで唾液の簡易のPCR検査をしているところをみつけましたが、申し訳ないですがかなり怪しく信憑背にかけるが・・・できないよりはましだと思い予約を取りました。予約を取っていた19日の午前中に、実家の近くの病院が疑いがある人でも自費で構わなければしてくれると聞き、先にPCR検査に行きました。検査は陰性で一安心でした。先生のご厚意もあり保険を適応していただき助かりました。そのあとに15時ごろに唾液の検査のところに行き検査キットを購入しそれに唾液を入れて預けて、あとはホームページで発表という形式でした。その結果ももちろん陰性でしたので、、まあ一定の検査はできていると思い他のスタッフに受けてもらうことにしました。その検査待ちの間、20日~22日の間はドリンクのみで一人で営業をしておりました。それでもたくさんのお客様に来ていただきとても嬉しかったです。お店を閉めることに対してかなりの抵抗を持っているので。。。

そして23日からは陰性だったスタッフと二人で営業を再開にこぎつけ、24日からはその他スタッフが戻ってくるので完全に再開できると喜んでいた23日の夜に、、まさか自分に微熱が出るとは・・・もう完全にダメだと思いながら、、、寝ました。もちろん次の日の朝一番に実家近くの病院に連絡したところ、PCR検査をしてくれるというので飛んで行きました。これがまた陰性だったのです。これまた一安心でした。周りからは疲れが出てるんじゃないかと言われました。自分もそうだと信じていました、その間に休みを貰ったりして休養もしていましたが微熱が下がらず再度ダメもとで、28日にPCR検査をしていただきました。なんと陽性・・・まさかでした。お医者様の話によると微熱が出てからの24日の検査が早かったかもしれませんねと。もう誰がどうとかではないのですが疲れましたね。。。

幸いにも軽症なので自宅療養で元気です。自分が休んでいる期間にお店を営業してもらうのか、時短営業でもしてもらうべきなのか、それとも落ち着くまで休むべきなのか、自分ではなかなか決めきれませんでした。もともと49年間年末年始だけの休みしかないお店なので余計に閉めるのに抵抗があるのかもしれません。いつでも開いてるテンプルでしたし、それに対して自分も誇りを持っていましたから。でももうそんな時代じゃないのかなとか、そこ頑張って体調を崩したり、スタッフに無理させてしまったりも違うような気がしてきました。ぼちぼち本気で考えないといけないなと今回で痛感しました。定休日を設けるのか、営業時間を短くするのか、もっと人を雇うだとか、、、でもそれにはお金も必要だな。。

あるべき姿とはですね・・・

久しぶりのブログが困難ですが、皆さんコロナには気を付けてくださいね。潜伏期間長すぎやん。